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新書

by yae

絵を描いている時期は著しく言語能力が落ちる。
というか回路があべこべに繋がれて、言いたいことと実際に口から出てくる言葉に齟齬を感じるようになる。理由は分からないけど、昔から毎回同じことが起きる。
大学の1〜2年生の頃はこのまままともに喋れなくなるかと不安に感じて意識して本を読んでた。
読んでいる時期は単語が充填されるのか、歯車が割と合致する。ちゃんと頭が回る。
単語の引き出しが古いのは小さい頃から年寄りの多い家庭だったから仕方ない。ある種のカラー。未だに80超えてる人の方が話しやすいのも私のカラー。
このブログは好きで定期的につけているけど、同時に自分がちゃんと言葉を組み立てられるかどうかの確認をしてる。
更新している日は多分大丈夫だろうという物差し。
ただ、ここ数日は文章を書いては消し、書き直しては消しを繰り返していたので散らばってた。
疲れてるのかと思ったけど、多分睡眠不足だろうなあとか。この数ヶ月ちゃんと眠れなかったので。
そんなわけ理由からではないけど、前から気になってた評論家の本を買ってきた。ノンフィクションや裏打ちされた知識を書き表した文章が好き。
(最初、この続きに最初は美術の評論以外、としたんだけど、美術以外でも根っから批判するような文章はどれでも好きじゃないなって。寄り道。)
この筆者の文章を初めて目にしたのはニュース記事だったけど、そこで連載されていた寄稿が面白くて。いつか買うんだと決めてた。今回は起爆剤としてではなく、馬で例えると人参としてチョイス。餌。
ケチなので、楽しむ時や好きなものは可能な限り全力でやらないと気が済まない。
美味しく食べるならお腹をすかせないといけない。寝ぼけて食べても味はよく分からない感じ。
この中途半端な睡眠不足カフェイン漬け状態をどうにかして、すっきりした頭で一気に読みたいなー。
体はピンとこないけど、普段とは別の分野に目を向けるのは機会にしては悪くない。機会を見つけられることそのものが良いこと。


書架から抜いて中身の確認がてら立ち読みして、やっぱ好きな文章だなって。
その辺で耳が拾った面白おかしい話も好きだけど、情報をよく研究・精査して出来上がった文章は一語単位で粒が揃っていて見目にも美しい。
整ったものは美しい。美しいものには影響される。良いものは美しい。そして美しくて悪いことはない。
好き。
この土日、できるだけ好きな文章に触れて言葉の引き出しを整理できるといいな。
多少知識をつけて来週を迎えられますように。


yae
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